従業員満足度と離職防止について

笑顔の従業員

レバレジーズ株式会社が、22~49歳の男女1,587名を対象に
「働き方の満足度・転職意向」に関する調査を実施しました。

本記事では、従業員の転職理由・勤務先満足要因・離職防止のヒントについて
社労士の視点から解説します

従業員満足度と転職意向の関係

調査では、「転職は自分には関係ない」と答えた割合は以下の通りでした。

  • 満足層:27.92%(あてはまる+ややあてはまる)
  • 不満足層:15.49%(あてはまる+ややあてはまる)

仕事への満足度が高いほど
離職意向は低くなる傾向がはっきりと見えます。

【不満足層】従業員が転職を考える理由 TOP10

  1. 年収が低い
  2. ワークライフバランスがとれていない
  3. 仕事内容に納得していない
  4. 仕事にやりがいを感じない
  5. 適切に評価されていない
  6. 上司との人間関係が悪い
  7. 残業時間が長い
  8. 福利厚生が不十分
  9. ノルマ・プレッシャーが強すぎる
  10. 尊敬できる上司・先輩がいない

給与・労働時間・仕事内容・評価制度といった基本的な労働条件が
転職の大きな引き金になっています。

【満足層】勤務先の満足要因 TOP10

  1. 仕事内容に納得している
  2. ノルマやプレッシャーが適正
  3. 適切に評価されている
  4. 仕事にやりがいを感じている
  5. ワークライフバランスが良い
  6. 福利厚生が充実している
  7. 会社が安定している
  8. 残業時間が短い
  9. リモートワークが可能
  10. 同僚・部下との人間関係が良好

特に「仕事内容への納得」「評価制度の適正さ」「負担の適正化」
従業員の満足度向上に直結しています。

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社労士が考える離職防止のポイント

この調査から分かるのは、給与アップだけでは従業員の定着は難しいということです。
離職防止のためには以下の取り組みが有効です。

  • 採用時の仕事内容説明の精度を高め、ミスマッチを防ぐ
  • 公平で透明性のある評価制度を整備する
  • 業務負担やノルマの適正化を図る
  • ワークライフバランスを実現できる勤務形態を導入する

これらを継続的に見直すことで、従業員満足度を高め、優秀な人材の流出を防ぐことができます。

📊 調査の詳細はこちら
レバレジーズ株式会社|働き方の満足度・転職意向に関する調査

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