非正規シニア採用、今後も約6割の企業が「前向き」

非正規雇用のシニア層の採用率

マイナビが2025年7月に発表した調査によると
65歳以上のシニアを非正規雇用で採用した企業は44.8%にのぼり
特に「アルバイト」「契約社員」「派遣社員」など
柔軟な雇用形態での受け入れが進んでいます。

「シニアを採用したい」約6割

注目すべきは、今後もシニアを「採用したい」と回答した企業が57.1%と
半数を超えたことです。主な理由は以下の通りです。

  • 人手不足の解消・改善に繋がる(48.9%)
  • 専門性や経験の豊富さ(34.4%)
  • 採用基準に年齢は関係ないという考え方(24.5%)
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シニアが担っている役割は


また、実際に職場でシニアが発揮している役割としては

  • 職場に特有の専門知識やスキルを持っている(35.1%)
  • 若手の安心材料になっている(33.7%)
  • 職場の雰囲気を和ませている(30.6%)

といった回答が目立ち、単なる労働力としてではなく
「その人がいること自体」に価値がある存在として評価されていることがわかります。

シニアの活躍の鍵は


シニアバイトが活躍するための工夫を自由回答で見ると
「体の負担にならないように、勤務日数、勤務時間の調整」や
「できるだけ体調を聞くなど、無理をしないように見ている」
「相手の要望を聞いたうえで、業務を分配している」といった回答がみられました。

企業側が勤務形態に柔軟性を持たせることや
業務内容の負担を軽減する工夫を行うなど
これまでの経験やスキルを発揮しつつ
無理なく働き続けられる環境づくりを進めていること
がうかがえました。

🌟【労務サポートからのアドバイス】

高齢化が進む中、シニア層の活用は今後ますます重要になります。
「定年後の再雇用制度の見直し」「スポットワークの導入」など、
柔軟な人材活用の仕組みづくりが鍵となります。

当事務所では、シニア雇用に関する就業規則の整備や助成金の活用支援も行っています。
中小企業の皆さま、人材確保にお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

👉 詳しい調査内容はこちら:
マイナビ公式サイト|非正規雇用のシニア採用に関する企業調査(2025年)

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